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①Mangalacharan Siva Tandava マンガラチャラン・シヴァタンダバ

マンガラチャランは、舞台を清め、舞台の成功と無事を祈るとても神聖な踊りです。
今回はシヴァ神への祈りの踊りです。マンガラチャランは5つのパートに分かれています。
ステージ入場からはじまり、花をささげ、場を清め、そして、これからのステップの許しを乞う為、
大地に触れ、挨拶をします。そして、シヴァ神への祈りをささげ踊ります。
シバ神は破壊神として有名です。ヨガの達人とされ、ガンジス川のほとりで、ヨガの修行をしています。
シヴァの髪の毛からは、ガンジス川が流れています。彼は、第三の目を開いて、炎をだし、すべてを破壊します。
シバ神にはパルバティという妻がいます。彼女はいつも優しくシヴァ神の隣に座っています。
しかし、シヴァは、瞑想に夢中。パルバティは、愛の神様カーマデヴァにお願いし、愛の矢をシヴァに向けます。
しかし、瞑想を邪魔されたシヴァは、第三の目から炎を出し、カーマデヴァのプライドを破壊してしまったという話が登場します。シヴァは聖なる場所ビシュワナータに住んでいます。私は、ビシュワナータと宇宙の神様を祈ります。
最後のパートは、神様とグルと観客の皆さまに捧げる踊りです。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ガジェンドラクマールパンダ・ポーリマンダル・ガンガーラプナゲシュワリ・仲香織

②Manaudharana マヌダラナ
ジャガンナート神に捧げる踊りです。インド2大叙事詩の「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」のお話が
オリヤ語の歌に合わせて登場します。
ジャガンナート神は、宇宙の主とよばれ、オリッサはもちろん、インド全土で愛される神様です。
食べるものもないお金もない貧しい人々がジャガンナートの寺院に助けを求めにやってきます。
ジャガンナート神は、すべての人に救いの手を差し伸べてくれます。
ジャガンナートはブッダやクリシュナと共に、ビシュヌ神の化身とも言われています。まずは、ラーマーヤナに出てくる
お話が登場します。
一頭のゾウが、いました。ビシュヌ神の為に蓮の花を集めています。その時、一匹の
ワニがゾウをねらってやってきました。助けを求められたヴィシュヌは、ガルーダにのって登場し、
ワニを殺し、ゾウを無事に救いました。ヴィシュヌ神は、私達を大洪水からも救いました。
ジャガナート神は、すべての悲しみを取り去ってくれるのです。

もう1つ、マハーバーラタのお話が登場します。
二人の兄弟がいました。1人は、5人の息子がいました。もう一人には100人の息子がいました。
マハーバーラタはこの5王子と100王子たちの戦いのストーリーです。
5王子の国は、繁栄を極め、絶世の美女である妻までも手に入れました。
学問、武術でも5王子に勝てない100王子は、これを妬みました。そこで、母方のおじの入れ知恵で、
5王子をサイコロ勝負に誘います。これは、実は、仕組まれたものでした。サイコロゲームに次々と負けた
5王子は、王国、五王子自身、妻までも、すべて巻きあげられてしまいました。髪を引きずられ、服をとられた妻は、
ビシュヌに助けを求めます。ビシュヌが登場して、彼女を救いました。あージャガンナート神様。私達を苦しみからお助け下さい。私達はジャガンナート神を祈ります。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ガジェンドラクマールパンダ

*名古屋公演(10/8)では、佐藤幸恵さんのソロと彼女率いるグループダンスもあります。
*京都公演(10/9)では、ダシャバタールのデモが入り、さらに分かりやすく説明致します。

①Mangalacharan Siva Tandava マンガラチャラン・シヴァタンダバ

マンガラチャランは、舞台を清め、舞台の成功と無事を祈るとても神聖な踊りです。
今回はシヴァ神への祈りの踊りです。
最後のパートは、神様とグルと観客の皆さまに捧げる踊りです。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ガジェンドラクマールパンダ・ポーリマンダル・ガンガーラプナゲシュワリ・仲香織

②Sthai Thum Thei  スタイ・タムテイ
インド舞踊の踊りは、ピュアダンスとアビナヤという2つに分類されます。アビナヤは顔の表情や手の印を結び、
ムドラを組み合わせ、ストーリーを表現していきます。一方、ピュアダンスは、ストーリー性はなく、音楽の旋律や
リズムに合わせて、複雑なステップや身体の動きを多用した踊りです。
スタイは、ピュアダンスです。物語性がない踊りですが、チョーカというジャガンナート神をモティーフにしたポーズが基本に
構成されています。この踊りには、オディッシーに欠かせない、たくさんのバンギ(ポーズ)が登場します。また、
デバプラサッドダス踊りの特徴である「サブダスワラパッタ」というパーツが登場します。サブラスワラパッタは、
言葉遊びのような、早いセリフのような音楽がその部分です。ここでは、踊りに出てくるポーズの説明が語られています。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ポーリマンダル・ガンガーラプナゲシュワリ・仲香織

③Muhami Kisoro ムハミキソロ
ムハミキソロは、アビナヤです。インドの叙事詩、「ラーマヤナ」に出てくるストーリーです。
ラーダとクリシュナの愛のお話です。ラーダは、クリシュナが大好き。でも、クリシュナはいたずら好きな少年です。
数々のいたずらをラーダにしてきます。ラーダは、クリシュナについての話を女友達に話しています。恥ずかしそうに、
少し自慢げに。でも、クリシュナが自分にかまってくれるのは、本当はうれしいのです。
ある日、水浴びをしていたラーダに、クリシュナが突然木の実を投げます。ラーダは驚き、木の上のクリシュナをみつけます。
また、水浴び中のラーダの服をクリシュナが隠してしまいます。服を着ていないラーダは恥ずかしくて立ちすくみます。
ある日は、花つみをしているラーダの手をクリシュナがつかみます。ラーダは、周りを気にしながら困った顔をしながらも、
うれしいのです。しかし、ある時、水がめを運ぶラーダにクリシュナは石を投げ、水がめを割ってしまいます。この時ばかりは、
さすがのラーダにも怒りがこみ上げてきます。しかし、クリシュナの顔を見たラーダは、やっぱり、ラーダは怒る事ができません。恥ずかしくて顔もまともに見れないのです。といった、インドらしい、純粋なかわいいラブストーリです。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:仲香織

④Manaudharana マヌダラナ
ジャガンナート神に捧げる踊りです。インド2大叙事詩の「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」のお話が
オリヤ語の歌に合わせて登場します。
あージャガンナート神様。私達を苦しみからお助け下さい。私達はジャガンナート神を祈ります。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ガジェンドラクマールパンダ

⑤Dasavatar ダシャバタール
ヴィシュヌ神は、秩序が乱れ不徳がはびこる時、偉大な10の化身となり、宇宙の救世主となり、
悪を懲らしめ人々を救うためたびたび 地上に降臨したと言われています。ケーシャヴァとは、ヴィシュヌ神の事です。
この演目では、シュリジャヤデヴの書いたラーマーヤナのストーリを踊ります。
最初は、ラーダとクリシュナのお話からはじまります。
クリシュナは、小さな男の子。ラーダは、怖がるクリシュナの手を引いて、家路を急ぎます。すると、
クリシュナは大人に変身。大人の男になります。今度は、クリシュナがラーダの手をひきます。クリシュナの変貌ぶりに、
ラーダは驚きながらも、クリシュナに手をとられ、恥ずかしいのですが、うれしいのです。

その後は、ビシュヌの化身についての話です。最初の化身は、マツヤです。
マツヤは、魚の姿をしています。
●マツヤ
人類の祖となる賢者マヌの前に現れ、7日後の大洪水を予言した。そして、大洪水の時に、からだに、綱である
ヴァースキを巻きつけ、マヌの乗る船が流されないように、ひっぱったと言われています。

●クールマ
クールマは亀の形をしています。
大亀であるクールマに化身して、不老不死の霊薬アムリタをとるため、乳海攪拌(にゅうかいかくはん)の際、攪拌棒として
用いられたマンダラ山を、その大きな甲羅で支えたと言われています。亀は、自ら土へ移行する動物の象徴としてモティーフ
にされています。

●ヴァラーハ
ヴァラーハは、猪の姿をしていています。魔神ヒラニヤークシャによって、大地が水の底に沈められようとした時に、その牙で
大地を引き上げたと言われています。

●ナラシンハ
ナラシンハは、獅子の頭と人間の身体を持っています。
3番目の化身に殺されたヒラニャークシャの兄弟である、ヒラニャカシプは、ビシュヌに復讐を誓いました。その結果、彼は
ブラフマーに、神にもアスラにも、人間にも獣にも殺されないという力を授かります。そして、昼も夜も、外でも建物の中でも
殺されないとも言われたのでした。彼には、4人の息子がいましたが、その1人が、熱心なヴィシュヌ信者でした。彼は怒り、
考えが変わるように説きましたが、息子の信仰は変わりませんでした。そこで、ヒラニャカシプが、「ヴィシュヌはいない」と
いうと、その息子は、「すべてのモノの中に存在している」といいました。
怒ったヒラニャカシプが、「それでは、この柱の中にもいるというのか?」と近くにあった柱を蹴った途端、柱が砕け散り、
中からナラシンハが出てきて、一瞬でヒラニヤカシプを食い殺したのでした。
彼は、昼でもない夜でもない夕方に、屋外でも屋内でもない、門の下で、人間でも神でも獣でもない半人半獣の姿で倒した
のでした。

●ヴァーマナ
ヴァーマナは、小人の姿をとっています。化身ではじめて、人間の姿をしています。彼は、乞食少年を装い、魔王に、3歩
歩いた分だけの土地を要求しました。それを承諾したとたん、ヴァーマナは一気に巨大化し、一歩で地上を、二歩で天界を
歩きました。そして、三歩目で魔王の頭を踏みつけて地底へ押し付けてしまいました。マハーバリは不死身にされ、今でも
地底に住んでいると言われています。

●パラシュラーマ
シヴァから斧を授かった彼は、その斧で、世界を救ったと言われています。武器を手にしたパラシュラーマは、人類の進化の
初期の段階をあらわしています。

●ラーマ
7番目の化身であるラーマは、叙事詩ラーマーヤナの英雄です。
魔王ラーヴァナから人類を救ったと言われています。3本のラインから外に出てはいけないと言われた王の娘シータですが、
ラーヴァナによって化けさせた美しい小鹿に騙され、ラインから出てしまいます。その時、シータは、ラーヴァナによって、
さらわれてしまいます。ラーマは、シータを取り戻すため、戦争を起こします。
ここでの化身で、人類は、斧よりも複雑な武器を持って戦いに挑みます。

8番目の化身は、バララーマです。
●バララーマ
マハバーラタの英雄クリシュナの兄として知られています。

9番目の化身はブッダです。
●ブッダ
非暴力の象徴であるブッダが、9番目の化身です。人間の進化の中で、愛、思いやり、非暴力の精神を説いたと
言われています。

最後の化身はカルキです。
●カルキ
ヒンディー教では、世界は4つの周期に分けられています。
現在は、カリユガという4番目の周期に属しており、悪徳と暴力の象徴とされ、世界の秩序が完全に失われた時代と
されているのです。このカリ・ユガの時代に、ヴィシュヌの最後の化身である、カルキが白馬にのって現れ、世のすべての
悪を滅ぼし、新たな世界を築くとされています。現在にカルキがあらわれ、世界を救ってくることを祈りましょう。

●振付:グルガジェンドラクマールパンダ
●出演:ガジェンドラクマールパンダ・ポーリマンダル・ガンガーラプナゲシュワリ・仲香織

①Mangalacharan [Siva Tandava] マンガラチャランシバタンダバ
マンガラチャランは、舞台を清め、舞台の成功と無事を祈るとても神聖な踊りです。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ガジェンドラクマールパンダ・ポーリマンダル・ガンガーラプナゲシュワリ・仲香織

②Durga Tandava  ドゥルガタンダバ
ドゥルガプージャにちなんで、この演目です。
ドゥルガは、とても美しい女性の神様です。シヴァ神の妻として知られており、山の神様の娘とされています。
そして、すべての神様の妹とされ、シャクティーの神として大変人気のある神様の1人です。
シャクティーとは、宇宙根源のエネルギーとされています。ドゥルガは、しかし、もっとも醜悪な顔をしていていると
されています。どくろのネックレスをつけ、血をすすり、戦いに狂っています。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ガジェンドラクマールパンダ・ポーリマンダル・ガンガーラプナゲシュワリ・仲香織

③Manaudharana マヌダラナ
ジャガンナート神に捧げる踊りです。インド2大叙事詩の「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」のお話が
オリヤ語の歌に合わせて登場します。
あージャガンナート神様。私達を苦しみからお助け下さい。私達はジャガンナート神を祈ります。
●振付:グルデバプラサッドダス
●出演:ガジェンドラクマールパンダ

 
 
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