東インド古典舞踊オディッシー インド・デリー仲 香織 ソロ公演 日時:2011年12月27日 18時OPEN 18時半START 場所:India International Centre (ニューデリー・ロッディコロニー近く) 入場無料 Dancer: 仲香織 Musicians: マンジラ :Guru Gajendra Panda ウクタ: Guru Vinayak Panda ボーカル: Satyabrata Katha マルダラ: Prashanta Mangaraj バイオリン: Balaram Chand シタール: Javed Alli フルート: Binaya Kumar Organized by India International Centre Director and conducted by Guru Gajendra Kumar Panda Supported by ICCR Programme: 1) マンガラチャラン ハマハリ オディッシー舞踊の中で、一番最初に踊られる演目をマンガラチャランといいます。マンガラチャランは、舞台の成功への祈りを込めて踊られます。大地へのあいさつ “ブーミプロナム”から始まり、神様への祈りへとつづきます。 マハカリとは、“偉大なるカーリー神”という意味で、カーリーは、宇宙根源的なエネルギー、シャクティーの神様と言われています。 2) スタイ (タムテイ) スタイは、ピュアダンスであり、ストーリー性はありませんが、踊りの中に、彫刻的なポーズがたくさん登場します。四角い左右対称の中腰のポジションをつくる “チョーカ” は、オディッシーには欠かせないポーズで、宇宙の主、ジャガンナートを象徴していると言われています。また、この踊りのスタイルにしかない “サブダスワラパッタ”と呼ばれる、リズミカルな言葉まわしに合わせた踊りも特徴的です。 3) ムハムヒキショロ (オリヤアビナヤ) アビナヤとは、ストーリー性のある演目です。 ゴパールクリシュナのオリヤ語の詩を、インド舞踊に特徴的なムドラ(手印)や顔や身体で表現します。この物語は、ラーダが愛するクリシュナ神との突然の遭遇(実はクリシュナの意図的なもの)の話をうれしそうに、恥ずかしそうに、友達に語っているという設定です。 4) サビナヤ パラッビ(カラバティパラッビ+サンギニレチャハン) パッラビとは、“芽生え”という意味です。あたかも、春に木々が緑づき、花がさくように、ゆっくりとした目の動き、腰や手足の動きやステップから、音楽の旋律 “ラーガ”にのって、だんだんとそのスピードをあげていきます。そして、最後は、とても早いリズムと旋律の合わせて、踊りも早く盛り上がります。 それから、“サンギニレチャハン”という小さな物語につながります。 「サキ!見てクリシュナ様よ!素敵なクリシュナ神に私の心は奪われちゃったわ。。」 5) シヴァスタック シヴァスタックは、グルデバプラサッドダスの最期の振り付け作品です。 シヴァ神の8つのストーリーが登場します。シヴァ神は、破壊神、ヨーガの達人、動物たちの王であり、宇宙そのものとも言われます。幾千の星たちもあなたの足元にもおよばない。私の罪をお許し下さい。最後は深い祈りの気持ちが込められています。 この演目でも、早い言葉まわしである“サブダスワラパッタ”が魅力的です。このサブダに合わせたエネルギッシュな動きは、タントラ的、土着的な要素が感じ、この踊りの特徴でもある、“純粋な生のエネルギー” を感じることが出来ます。
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